熱よ醒めないで
## 終



「だー!また俺かよ」

俺はマクラに顔を埋め、足をバタバタさせながら叫んだ。



「若い証拠だろ」

「ぅ…まぁ…って!トガ!おっさんくせぇ!」

「うるせ」



俺の隣で仰向けになって笑ってるトガ。クソー。何でトガはいつもそんな余裕なんだよ!

納得いかねー!!



ふと、記憶を戻す。



あれ?



俺、さっき口の中に…



「トガァ?あれ…もしかして、飲んだワケ?」

「ん?あぁ…まぁな」

しれっと答えるトガ。

「はぁああぁ!?マジかよ??つか、まずくねーの?」

「…」



トガがニヤリとした。


えっと…なんか、イヤな予感がするんですけど―――とたんにオレの口の中に広がってきた、なんとも言えねー味。



「んっ!―――っは!っうぇー!何だコレ!マッジィ!!」



「カッカッカ」

「ありぇねー!最悪!!バカトガー!!」

トガの口の中に少し残ってた俺の…。

出来れば一番知りたくなかった味なのに、しっかり伝わってきた。



俺がこんなに慌てふためいてんのに、やっぱりなにかと落ち着いていやがるトガ。





余裕じゃねー顔が見てみてぇ…。





俺、駆け引きとかそーゆー頭使うの苦手だからさ―――





トガの上に乗っかって、トガの口を塞いでやった―――





「ン…」





首筋を舐めると、トガの吐息が耳にかかる。



───すげーエロい。



いつもトガがやってる様に、鎖骨の少し下辺りをキツく吸う。





「ヘッヘー。コレでトガは俺のモノ〜!」

「…単純」

「イイですよ〜だ」



少しずつ下へずらしながら、舌を這わしていくと、トガの体がピクンと反応した。

すぐにもう一度その突起に舌先だけで触れ、トガの様子を目線だけ向けて確認する。




「…ん…どした?…っ」

「別にィ〜」



俺の舌の動きに、分かりにくいけどちゃんと反応するトガ。俺には分かるから。



でも…余裕のある表情は簡単には崩せねぇ…か。



「ココじゃダメみてぇだなァ…」

「ハ?…っっ!!」



俺は体を一気にずらし、トガの硬くなったモノの先に舌を押しつけた。



チョットすっぱい味がする。



舌を動かす度にソコは素直に反応を示す。



「黒木ッ!手も…使え」


「…こお?」



トガの根元を右手で包む。余った左手で、柔らかい部分をそっと揉む。



ん、と声を出し、トガが少し体を捩る。



先っぽを舌でつついたり包んだりしながら、頭と手を上下に揺らす。



結構体勢が辛ぇなとか思ったけど、トガが時々見せる眉間にシワがなくなる瞬間の顔に俺の心は高ぶって、必死でフェラを続けた。





「あー、俺って攻めの素質あったりしてー」


「バカ…言えっ…」





そう言うとトガは、俺の入り口をローションをベタベタに絡めた指でほぐし始めた。





「んんっっっ!!……んっ」





入り口付近で何度も出し入れされるのが、たまんなく気持ち良くて、つい体を預けちまう。




キモチイイ───




俺はもう、くわえたモノを単純に上下に動かすことしかできなくなってて。





トガの表情なんて観察できるわけが…。





「!!っタ…タンマ!…チョットタンマ!」


当初の目的を思い出し、トガのモノから口を離して、必死にトガを止める。


でもトガは、まったく止める気配もなく、いつの間にか俺は体をずらされ、よつんばいにさせられていた。





「黒木っ……入れるぞ…っ!」





「ぇ?!…っ!ぅあああぁっ!!」





トガの先が俺の入口にあてがわれる…ゾクッてくんだよ、この瞬間が。





そしてそのまま一気に根元までねじ込まれた。





「んっ───!!」

「んあああああああっ!!!!」





一晩で散々慣らされた部分は、もう痛みを感じることもなく、快感と共にすんなりトガを受け入れた。





トガの腰が早々と動かされていく。



骨盤をしっかりとつかまれてる俺は、トガの望むままに前後に動かされる。





「くっ!ハッ!っ!………キチ!」



「あっ!あっ!んっ!んっ!…あ!!」





最初から激しくて、トガの先っぽが俺のイイとこに当たる回数も多くて。





声をあげる事も、もう恥ずかしくなくなってた。





喘ぐ体を止めるすべを俺は知らねぇ…










あー、やべぇ。頭ん中、白くなってきた。










「っ!こっち向け、黒木っ!」



再び体を回され片足を抱えられた体勢になる。



新たな刺激にイっちまいそうになるのを紛らわすため、トガの唇をねだった。





「んっ………!はっ!……ん!…っ!…!」





互いの唾液が交じり合う───俺は必死でキスをする。



上下の唇を交互に何度か吸い、舌がツリそうになるくらい奥へ奥へと求める。





目を開くと目の前には、俺が求めてたトガの表情があって───





目が合うと、さらに眉尻を下げて一瞬の微笑みをくれて───










それからトガは、腰の動きを速めだした。俺も少しながらその単調なリズムに乗る。





「っ!っ!ハッ!…っ…………!ヤベェ…………………イ………クッ―――!!!」


「っ!はっ!トガッ!っ!…俺もっ…………ああああああぁっ―――!!!」





俺の中でドクンドクンと唸るトガを感じながら、スグあとに俺も自分の腹とトガの掌に残さず全部ぶちまけた―――









あーだりー。後処理をトガに任せて、俺は仰向けになってた。

腹にかかるタオルケット以外はなにもまとわず。



隣にボフッと倒れこむトガに、体を横にしてくっついた。こうするとトガは、俺の頭を撫でてくれる。

そーゆーのがナンカ好きなんだ、俺。



「愛してる」

「トガ、あま〜い」

「そうか?」

「ん。へへへ〜」

「おやすみ」



おでこにキスを受け、トガの腕の中で最高の幸せを感じながら俺は眠りに落ちた。










これから先、何が待ってんだろう?ソーゾーもつかねぇ。



でもうまくやっていける気がした。トガとなら。









だからずっと










このまま










熱よ醒めないで…───














The End
C= C= C= C=┌( >_<)┘
ハズイ!!でも、こんなのが好きなんだってば!!YA─HA─!!
もうチョットしっかりエロを学ぼうと思います。ごめんなさい。
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